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日々のあれこれ。
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2010年秋に読んだ本
「僕の好きな人たちが、よく眠れますように」中村 航
「100回泣くこと」中村 航
「夏休み」中村 航
恋愛の状態の描写が素晴しくキラキラしていて良い。
そうそう、こういう浮かれた気分になるんだよねー
というようなうきうき具合が伝わってくるようで嬉しくなる。
感情の揺れを丁寧になぞって、
きちんと逃げずに文章にしてあるな、と思う。
そうそう。
「夏休み」の中の、朝の描写がステキだと思った。
手元にないのであやふやだけれども、
朝起きた妻が、目を覚ましてシャンとするまでの書き方が好きだった。
 -彼女がコップに目をやった。
 -コップが彼女の世界に取り込まれた。
 -そして最後に僕を見て言葉を発した。
 -僕が彼女の世界に取り込まれ時間が動き出した。
ということを、もーーっと丁寧な文章で書いてある部分。
哀しい場面も過剰すぎない感じで、等身大に切なかった。
この人の文章好きだと思う。

「残される者たちへ」
社会派かと思ったら、SFだった。

「7月24日通り」吉田修一
おぃおぃそっちを選ぶのかい、とラスト思った。
この人の本は、女性の心理を美化しすぎない所がいいよな、と思う。
性別を表記してなければ、表面上の区別が付かない感じが好き。
章タイトルをきれいに回収していて、そこも好きな感じ。

「数えずの井戸」京極夏彦
視点を変え、語り口を変えていくいつもの手法。
岡本綺堂の番町皿屋敷が元になっているらしい。
おそろしい、ではなく切ない話。

…………………
映画も何本か見た気がするけど、メモを取るのを忘れてた。
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